ムサシ・イメージ情報株式会社

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用語集

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このページでは当社の事業ごとに関連する専門用語をリストアップし、その解説や定義などを掲載しています。

デジタルイメージング

様々な紙文書やマイクロフィルムを専用スキャナーによって電子データに変換するサービスを提供しています。また、デジタルデータの「フォーマット変換」を行い、様々なデータを異なったシステムで有効活用する環境を整備しています。

RGB

加色法と呼ばれ、色の三原色(R:レッド、G:グリーン、B:ブルー)の光の強弱により表現します。全ての色が無い時は黒で、全ての色が最大で白となります。

CMYK

減色法と呼ばれ、印刷のインクのように反射光の一部を吸収することにより発色します。(C:青緑、M:赤紫、Y:黄、K:Key plate)の4色を重ね合わせることにより色を表現します。

24ビットカラー

1ピクセルはRGBの3色から構成されており、各色に256階調(8ビット)を持たせ、計24ビットを使います。約1677万色を表現でき、フルカラーと呼ばれます。

8ビットカラー

24ビットカラーから任意に抜き出した256色(8ビット)のカラーパレットを参照して画像を表現します。インデックスカラーとも呼ばれます。

2値(にち)

電子画像で白と黒だけで表現された画像を指します。代表的なものは「TIFFファイル」(G4圧縮されたファイル)で、中間調を入れないことによりファイルサイズを小さくできます。一方、中間調のグラデーションを表現する場合は、単位面積当たりの黒のドット密度で表現し、この表現方法をディザと言います。

フラッドベットスキャナー

原稿をガラス面にセットし、ガラス面の下からセンサーで読み取る仕組みのスキャナー。
当社は原稿に適した専用スキャナーを用いて電子データに変換するサービスを提供しています。

デジタルイメージング

オーバーヘッドスキャナー

原稿を原稿台上に上向きにセットし、真上から写真撮影のように読み取るスキャナー。原稿を伏せて置かないため、貴重書類や解体不可能な冊子体を傷めずスキャニングするのに適しています。
当社は原稿に適した専用スキャナーを用いて電子データに変換するサービスを提供しています。

デジタルイメージング

マイクロフィルムスキャナー

マイクロフィルムの電子化(デジタル化)に特化したスキャナー。マイクロフィルムの形態に対応し、ロールフィルムスキャナー、シートスキャナー、APカードスキャナーがあり、マイクロフィルムの文字等が再現されやすいよう、高コントラスト・高解像度でスキャニング出来ます。
当社は原稿に適した専用スキャナーを用いて電子データに変換するサービスを提供しています。

デジタルイメージング

3Dスキャニング

物体の三次元的な表面情報をデジタルデータとしてキャプチャーする技術。そのデータを取得する装置(3Dスキャナー)には、光学式、非接触式、構造光式などの種類があります。

解像度

スキャニングする際に対象物をどれだけの細かさで読み取るかを示すもの。単位は「dpi」が用いられます。

DPI

解像度を表す単位。1インチあたりのドット密度(ドットの数)で表します。DPI = 「Dots Per Inch」の略。

ホワイトバランス

スキャナーのセンサーは、受光素子の劣化や感度差、ランプ照度ムラ等で一様でないため、白色板を読み取り素子ごとに白のレベルを基準として補正することを「ホワイトバランスを取る」と言います。一般的な写真用語としては、晴れ、曇り、夕景、屋内等の色温度の異なる環境で撮影する時に、白は白で表現されるよう補正することを言います。

ダイナミックレンジ

デジタル画像で言う「ダイナミックレンジ」とは、センサーで読取り再現出来る色の明暗差のことです。再現する明暗差はセンサーの種類や再現する色空間により異なります。再現出来る明暗差全てを利用した画像が、色のグラデーションの再現性に優れた画質の良い画像となります。

ニュートンリング

フィルムの複製や透過原稿をスキャニングする際に現れる環状の縞模様。干渉縞とも言います。フィルム同士や、フィルム等の透過原稿をガラスと密着させる時、密着面に微細な歪みがあることにより発生します。

デスキュー

スキャンした画像の傾きをソフトウェアで自動補正すること。

ごみ取り

電子画像に対し、スキャニングの際に付いた埃や、原稿(書類や写真等の被写体)に元々ついていたゴミなどを、レタッチソフトで消去する作業のこと。

プラテン

スキャニングや撮影をする際に原稿を置く台。

標本化

アナログ画像は連続したカーブを描くグラデーションで表現されます。その連続したカーブを細かく区切りセンサー等で取り込むことを標本化と言い、サンプリングとも言います。区切る間隔を細かくすればするほど、元のアナログ画像に近い取り込みを行うことが出来ます。

量子化

標本化で取り込まれた値の近似値でデジタルデータとして取り扱えるようにします。アナログからデジタルに変換するには、標本化を行った後に量子化します。

マイグレーション

情報を保存しているメディア(HDDやCD、DVD等)が老朽化し障害が起きる前に、他のメディアに情報を移すこと。デジタルデータの劣化を回避し、長期保存するために行います。

電子文書

パソコンやワープロ等、最初から電子的に作成された文書。ボーンデジタルとも言います。

デジタルイメージング

電子化文書

紙やフィルム等のアナログ媒体からデジタル変換(スキャニング)された文書。電子データ化、デジタル化、データ化 文書とも言います。当社は契約書などの書類や図面、設計図などの紙媒体やマイクロフィルムを電子化するサービスを提供しています。

デジタルイメージング

RAWファイル

一般的なデジタルカメラでは、ホワイトバランスや明るさ等を撮影毎にカメラ内で画像処理しJPEGファイルで保存されます。一方「RAWファイル」はデジタルカメラのセンサーから画像処理されない「生データ」のことであり、現像ソフトで好みの明るさや色補正等を行うことが出来ます。ファイルサイズが大きく補正時も劣化が少ないのが特徴です。

COMフィルム スキャニング

コンピュータが創り出したデータを人間が読むことのできる文字や数字に変換し、それをマイクロフィルムに記録する方法を「コンピュータ・アウトプット・マイクロフィルミング」(Computer Output Microfilming=COM)と言います。また、そのデータを記録する専用フィルムを「COMフィルム」と言います。
当社はCOMフィルムを専用スキャナーを用いてスキャニングし、電子データに変換するサービスを提供しています。

デジタルイメージング

APカード スキャニング

アパーチュアカードと読みます。もしくは、アパチュアカード、アパチャーカード、アパーチャーカードとも言います。マイクロフィルムの後加工の一種。元々はコンピュータの記録媒体として使われていたパンチカード(ホレリスカードとも言います)のサイズの厚紙にマイクロフィルムを張り付けたもので、図面等をマイクロフィルム化して保管する際に用いられます。
当社は過去に作成したAPカードを専用スキャナーを用いてスキャニングし、電子データに変換するサービスを提供しています。

デジタルイメージング

フォトグラメトリー(Photogrammetry)

被写体を様々なアングルから撮影し、そのデジタル画像を解析・統合して立体的な3DCGモデルを作成する手法。3Dスキャナーのような特殊な機器が不要で、通常のデジタルカメラの写真だけで生成できることが特徴です。

マイクロイメージング

様々な紙文書を専用カメラで撮影し、マイクロフィルムを作成するサービスを提供しています。また、デジタルデータからもマイクロフィルムを作成しています。

マイクロフィルム

高コントラスト、高解像度で複写に特化したフィルム。銀塩フィルム、ベシキュラーフィルム、ジアゾフィルム等があります。当社は様々な紙文書を専用カメラで撮影しマイクロフィルムを作成するサービスを提供しています。

マイクロイメージング

ジアゾフィルム

ジアゾニウム塩と発色剤を感光材料としたフィルム。露光(紫外線)した後にアンモニア水溶液で現像し発色させます。現像後も紫外線に反応するため長期保存には適しません。フィルムが安価なため複製用として多用されました。今はほとんど作成されていません。

ロールフィルム

マイクロフィルムで後加工せず、そのままリールに巻いた状態のもの。一般的には100フィート(30.5m)巻と215フィート巻があります。当社は様々な紙文書を専用カメラで撮影しロールフィルムを作成するサービスを提供しています。

マイクロイメージング

フィッシュフィルム

マイクロフィルムの種類。カード形態(105mm×148mm)のフィルムに格子状に画像を並べたものです。並べる画像の数により「60モード」や「72モード」等と呼ばれ、並べる数はカメラにより多種あります。

マイクロイメージング

ジャケットフィルム

撮影されたマイクロフィルムが数駒ずつカットされ、シート状の専用ジャケットに収納されている状態のことを指します。専用ジャケットは多種あります。
(マイクロフィルム上の駒の検索性を高めるための加工)

35mmマイクロフィルム

一般撮影用の35mmフィルムと幅は同じ規格で、パーフォレーションと言う穴が両端に空いていません。無孔フィルムとも言います。100フィート(30.5m)巻が一般的で、1本でフルサイズの場合550駒を収録します。図面の撮影に多く用いられます。当社は様々な紙文書を専用カメラで撮影しマイクロフィルムを作成するサービスを提供しています。

マイクロイメージング

16mmマイクロフィルム

シネフィルムの16mmフィルムと幅は同じ規格で、パーフォレーションと言う穴が両端に空いていません。無孔フィルムとも呼ばれます。100フィート(30.5m)巻と215フィート巻があり、100フィート巻は一本でハーフサイズを2500駒収録でき、215フィート巻はその倍を収録します。35mmマイクロフィルムが図面撮影に多く用いられるのに対し、16mmフィルムは文書等の撮影に用いられます。文書は基本的にハーフサイズ(縦)で収録しますが、図面や横長文書の撮影にフルサイズ(横)が用いられることもあります。ハーフ、フル混在も出来ます。
当社は様々な紙文書を専用カメラで撮影しマイクロフィルムを作成するサービスを提供しています。

マイクロイメージング

デジタルーマイクロ・アーカイブ

デジタルデータを長期間維持するためには、マイクロフィルムの保存性が必要となります。その実現方法として、電子データから直接マイクロフィルムを作成する方法及びそのシステムを「デジタル-マイクロ・アーカイブ」と言います。当社は、デジタルデータをマイクロフィルムに変換するサービスを提供しています。

マイクロイメージング

DD

「ダイレクトデュープ」の略称。銀塩フィルムでマイクロフィルムの複製を作成すること。元のフィルムと露光前の生フィルムを重ねて露光(光をあてる)することにより複製を作ります。銀塩フィルムなので露光後に現像処理が必要となります。当社はマイクロフィルムの複製(デュープ)を作成するサービスを提供しています。

マイクロイメージング

TACベース

マイクロフィルムのベースに使われる素材。TACは「トリアセチルセルロース」の略称。セルロースを利用したフィルムベースで、不燃性や透明性に優れるものの、保存状態によっては経年劣化で加水分解され、ビネガーシンドロームを引き起こすため、現在はPETベースが主流です。

PETベース

マイクロフィルムのベースに使われる素材。PETは「ポリエチレンテレフタレート」の略称。TACベースがビネガーシンドロームを引き起こし保存性に問題があるため、現在はPETベースが主流です。

駒(コマ)

マイクロ写真や一般写真において1つの画像を指す単位。

駒間隔

マイクロフィルム撮影の際、駒と駒の間の隙間のこと。ピッチとも言います。35mmマイクロフィルムでは、用途により2mm、4mm、6mmから選択します。

ビネガーシンドローム

マイクロフィルムのベースに使用される素材によって、経年劣化で加水分解され酢酸が発生し、フィルムの癒着や変形、画像の劣化が起こる現象のこと。トリアセチルセルロースを使用したTACベースのマイクロフィルムは、保存状態によってビネガーシンドロームを引き起こします。

リーダー

マイクロフィルムで撮影された駒の前にある空白部分を言います。70cm以上のリーダーが望ましいとされます。

トレーラ

マイクロフィルムで撮影された駒の後ろの空白部分を言います。リールに巻く場合、フィルムの最後部は傷みやすいため空白部分を設けます。70cm以上のトレーラが望ましいとされています。

リール

マイクロフィルムをロール状に巻く器具。

ターゲット

マイクロフィルム撮影で、撮影される書類等の「名称」や「概要」等を写し込む際の書面総称。

フラッシュターゲット

マイクロフィルム撮影をする際に、50駒ごとや100駒ごとに「空白駒」や「目立つ書面」を撮影し、ロールフィルムを巻く際に目に留まり易くするもの。フラッシュターゲットを設けることで、目視でここは何駒あたりと見当をつけやすくなります。

ブリップマーク

フィルム画像のフレームの下に写し込む「黒い四角のマーク」のこと。マイクロフィルムリーダー等でフィルムに光を当てた時にブリップマークが遮ることで、駒をカウントし検索を容易にします。

フレーム

マイクロフィルムの画像が写っている部分。

かぶり

銀塩写真で撮影画像以外に光が当たり、ネガなら黒、ポジなら白く(透明)なってしまうこと。

ラチチュード

フィルム写真において、シャドー(暗部)からハイライト(明部)までを再現することが出来る許容範囲のこと。
広義の意味ではイメージ画像全般の再現許容範囲を指します。

ライティング

写真撮影をする際、光のバランスを考慮して被写体に光をあてること。

銀塩写真

ハロゲン化銀を感光材料とした銀塩フィルムを使用した写真。デジタルカメラが一般的になる前のカメラは、ほとんどがこの方式です。撮影後にフィルムを現像液で現像し、定着液で定着し、水洗いを行い乾燥させて写真を作成します。アナログ媒体ならではのグラデーション再現に優れます。適切な環境で保管すれば長期保存が可能です。

パンクロマチック

可視光の全てを感光するフィルム。一般写真に使用されるフィルム。

ネガフィルム

被写体の白が黒、黒が白のように反転した画像を収録したフィルム。

ポジフィルム

被写体の白は白、黒は黒のようにそのままの画像を収録したフィルム。

ネガポジ反転

ネガフィルムをポジフィルムに、ポジフィルムをネガフィルムに複製するなど、写真や画像の色相を反転させる処理のことを指します。

35mmフィルム

一般的なアナログカメラで使用するフィルムサイズのこと。標準的なフォーマットは36mm×24mm。元々は映画用フィルムを小型カメラに転用したもので、ライカ判や135とも言います。

ブローニー

中判カメラで使用するフィルムサイズのこと。フォーマットは、6×4.5(セミ判)6×6(ロクロク)6×7(ロクナナ)6×9(ロクキュウ)等が一般的に多く使用されますが、カメラにより様々なフォーマットがあります。数字は全てセンチ表示です。ロールフィルムで、幅は全て同サイズで、長さの違いにより120と220があります。

大判フィルム

大判カメラで使用するフィルムサイズのこと。4×5(シノゴ)8×10(エイトバイテン)等が一般的に多く使用されますが、シート状のフィルムでカメラにより様々なサイズがあります。数字は全てインチ表示です。

ストリップフィルム

撮影されたフィルムを数駒ずつカットしてある状態のこと。ネガシート等に収納するためにカットした状態のフィルムを言います。

メディカルサポート

レントゲンフィルムの複製・出力・電子化業務や、紙カルテの電子化、電子署名・タイムスタンプ付与業務など、メディカル分野のメディア変換サービスを提供しています。また、治験の画像事務局業務をサポートする「イメージングCROサービス」をワンストップで請け負っています。
工業用レントゲンフィルムの電子化サービスを提供しています。

医用画像(Medical Image)

病気の診断や治療のために、体内の構造を画像として可視化する検査技術。当社は多種多様な医用画像を取り扱い、各種研究に応じて画像収集や匿名化、画像診断業務等をトータルでサポートしています。

メディカルサポート

DICOM(ダイコム)

「Digital Imaging and Communications in Medicine」の頭文字でDICOM(ダイコム)と読みます。
画像データや診療情報を施設間や機器間で伝送、保存する方法を定めた国際標準規格。JPEGやPNGなどの汎用画像形式と違い、画像以外に「患者名」や「撮影日」「撮影施設」などのタグ情報が含まれます。当社は、これらタグ情報の編集や匿名化処理を行っています。

画像匿名化サービス

DICOM VIEWER(ダイコム ビューア―)

DICOM画像を見るための専用ソフト。通常の画像閲覧ソフトではDICOM形式のデータを開くことは出来ません。当社はDICOM VIEWER(ダイコム ビューア―)を使用し、DICOMデータの編集や品質管理を行っています。

レントゲン画像

一方向からX線を照射し、骨などX線が透過しにくい部分が白く写る特性を利用した2次元の画像。画像の白い部分の濃淡によって診断が可能です。当社はレントゲン画像を使用し、主にリウマチや骨粗鬆症等の骨の画像評価をサポートしています。

タイムスタンプ

ある時刻に電子データが存在していた事と、その時刻以降にデータが改ざんされていない事を証明する技術。第三者である時刻認証局がハッシュ値と時刻情報を結合させて発行する事により透明性を担保しています。当社は、紙カルテやレントゲンフィルムなどをデジタル化するサービスと共に、電子化データにタイムスタンプを付与するサービスを行っています。

カルテ

電子署名

電子データの文書に対して付与される電子的証拠であり、紙文書における印鑑やサイン(署名)に相当するもの。本人確認や、改ざんの防止の為に用いられ、公開鍵暗号方式に基づくデジタル署名が一般的です。当社は、紙カルテやレントゲンフィルムなどをデジタル化するサービスと共に、電子化データに電子署名を付与するサービスを行っています。

カルテ

CT画像(コンピュータ断層撮影画像)

「Computed Tomography」の頭文字を取ってCT画像と言います。多数の方向からX線を照射し、通り抜けてきたX線を読み取り、コンピュータで計算した輪切り画像。3次元の立体表示も可能で、肺や腎臓、頭部等の画像評価に有効です。当社は、主に抗がん剤治験の胸腹部画像の事務局業務を数多くサポートしています。

イメージングCROサービス

MRI(磁気共鳴画像)

「Magnetic Resonance Imaging」の頭文字を取ってMRIと言います。強力な磁場を発生させて、体内の原子の動きを検出し、コンピュータ処理して断面画像を作成します。被ばくはありませんが、金属が体内にある方に対しては使用できません。頭部、内臓、血管等の画像評価に有効です。当社は、主に抗がん剤治験の頭部画像の事務局業務を数多くサポートしています。

イメージングCROサービス

MRエラストグラフィ(MR Elastography)

肝硬変の診断に必要な肝臓の線維化を、肝臓を振動させMRI撮像することで肝臓の硬さを測定する方法。これにより、生検の痛みや入院による負担が無くなりました。当社は、MRエラストグラフィ画像の評価による肝臓の硬度測定をサポートしています。

PET(陽電子放出断層撮影)

「Positron Emission Tomography」の頭文字を取ってPETと言います。がんの多くがブドウ糖代謝が活発なことを利用し、ブドウ糖液に放射性薬剤を混入させた造影剤を静脈から注入し、体内での分布状況を撮影することで画像診断に用いる方法。当社では、主に抗がん剤治験の再発画像を数多く取り扱っています。

骨シンチグラフィ

骨の代謝や反応が盛んな部分に多く集まる性質の放射性医薬品を注射し、骨の放射線の分布状況を撮影することで骨転移や微小骨折などの画像診断を行います。当社は、主に抗がん剤治験の骨の転移画像を数多く取り扱っています。

PACS(医療用画像管理システム)

「Picture Archiving and Communication System」の頭文字を取ってPACSという。膨大な量の医療情報を管理し、高速で画像情報を伝送できるシステム。当社は大量な過去のレントゲンフィルムを電子化してPACSサーバーに取り込み、既存データと同様にDICOMファイルとして管理出来るサービスを行っています。

メディカルサポート

グローバルIPアドレス

インターネットに接続している各々の端末を特定するために割り当てられた番号の列。
当社は、特定のグローバルIPアドレスのみで使用可能な、安全性の高いクラウドサービスの提案を行っています。

カルテ

クライアント証明書

電子証明書の一種で、証明書をインストールしたPCからのみシステムにログインできるよう制御されています。メールソフトでは送信者の証明やメール内容の暗号化を利用したいときに使用します。当社は、このクライアント証明書に対応した、セキュアなクラウドサービスの提案を行っています。

カルテ

イメージングCRO

医用画像を医療施設から回収・管理し、専門医による評価委員会を開催し、臨床試験に参加した被験者の病変の進行状況について評価を実施する業務。当社はイメージングCRO業務に特化しており、臨床試験・治験・市販後調査など様々な画像評価業務をトータルでサポートしています。

イメージングCROサービス

臨床試験

人を対象として医薬品や医療機器など、その有効性や安全性などを確認するために実施される試験のこと。臨床試験には「治験」と「自主臨床試験」があります。当社は「イメージングCRO」として、特に医用画像の評価を伴う臨床試験に関わる各種サービス業務を行っています。

イメージングCROサービス

治験

企業が主体となり医薬品や医療機器の製造販売について、国の承認を得るために行われる試験のこと。また、2003年の薬事法改正により、医師が主体となって治験を行う医師主導治験も増えています。当社は「イメージングCRO」として、特に医用画像の評価を伴う治験に関わる各種サービス業務を行っています。

イメージングCROサービス

自主臨床試験

医師が主体となって治療法や診断法の有効性や安全性を調べ、より優れた医療を患者に提供する事を目的に行う臨床試験のこと。当社は「イメージングCRO」として、特に医用画像の評価を伴う自主臨床試験に関わる各種サービス業務を行っています。

イメージングCROサービス

臨床試験フェーズ

臨床試験における4つの段階(フェーズ)を指します。各段階で安全性や有効性を確認しながら進めていくことで、試験の安全性を確保しています。当社は、医用画像の評価を伴う各フェーズの臨床試験に対応したサービスを提供しています。

イメージングCROサービス

第Ⅰ相試験

少数のグループ (20名〜80名)を対象に、薬の副作用・用量・用法などの安全性を評価するために実施される試験のこと。
当社で取り扱っている試験の10%が「フェーズⅠ」の試験です。

イメージングCROサービス

第Ⅱ相試験

フェーズⅠより多くのグループ (数百名)を対象に、薬の副作用・用量・用法などの有効性を判定し、安全性をさらに評価するために実施される試験のこと。当社で取り扱っている試験の30%が「フェーズⅡ」の試験です。

イメージングCROサービス

第Ⅲ相試験

フェーズⅡよりさらに数多く (数百名〜数千名)の対象者に対して、薬の有効性の判定や、副作用を観察して安全性と用法を確認するために実施される試験のこと。 当社で取り扱っている試験の15%が「 フェーズⅢ」の試験です。

イメージングCROサービス

第Ⅳ相試験

薬の承認・販売後に実施される試験で、有効性と副作用をより多くの人と長い期間をかけて確認する試験のこと。ほかの薬との組み合わせや、他の病気への可能性を確認する場合もあります。当社で取り扱っている試験の15%が「 フェーズⅣ」(市販後調査)の試験です。

イメージングCROサービス

オンコロジー(oncology)

がん等の腫瘍学の事で、その原因や治療について研究する学問分野。当社で取り扱っている領域の40%が「オンコロジー領域」です。

イメージングCROサービス

RECIST(Response Evaluation Criteria In Solid Tumors/レシスト)

固形がんの抗がん剤治療に対する効果判定に用いる評価基準で、完全奏功、部分奏功、安定、進行等の評価があります。
当社で取り扱っている「抗がん剤領域」での評価基準として使用しています。

最良総合効果(best overall response)

抗がん剤治療の開始から終了までに記録された最良の腫瘍縮小効果の事で、完全奏功(CR)、部分奏功(PR)等で表現します。
当社で取り扱っている「RECIST評価基準の対象領域」での評価結果として使用しています。

ORR奏効率(Overall Response Rate)

抗がん剤治療を実施した後に、がん細胞の径和が30%以上縮小(PR)もしくは消滅(CR)した患者の割合を示したもの。奏効率20%以上の場合に効果があるとされます。
当社で取り扱っている「RECIST評価基準の対象領域」での評価結果として使用しています。

奏効期間(duration of overall response)

抗がん剤治療を実施した後に、がん細胞の径和が30%以上縮小(PR)もしくは消滅(CR)した患者の期間を示したもの。
当社で取り扱っている「RECIST評価基準の対象領域」での評価結果として使用しています。

安定期間(duration of stable disease)

抗がん剤治療を実施した後に、がん細胞の径和が20%以上増悪(PD)するまでの期間を示したもの。
当社で取り扱っている「RECIST評価基準の対象領域」での評価結果として使用しています。

無増悪生存期間/無増悪生存割合 (progression free survival/proportion progression-free)

抗がん剤治療を実施した後に、がん細胞の径和が20%以内の安定(SD)した憎悪に留まった期間/又は割合を示したもの。
当社で取り扱っている「RECIST評価基準の対象領域」での評価結果として使用しています。

関節リウマチ

体内の免疫が異常をきたし正常な細胞を攻撃するため、関節が炎症を起こす膠原病の1つ。関節の痛みや腫れ等があり、悪化すると関節が破壊され、変形や脱臼が発生します。当社で取り扱っている領域の30%が「関節リウマチ領域」です

イメージングCROサービス

MTSS(modified Total Sharp スコア)

手足のX線写真を用いて関節リウマチ患者の関節破壊を評価する臨床研究で最も感度の高い方法。
当社で取り扱っている「関節リウマチ領域」での評価基準として使用しています。

循環器病

循環器(心臓と血管)の病気の事で、心臓(ポンプ)自体と、脳・心臓・肺・手足の動脈(パイプ)の病気。|
当社で取り扱っている領域の10%が「循環器病領域」です。

イメージングCROサービス

石灰化スコア

冠動脈壁のプラークに沈着したカルシウム量を数値化したもので、スコアが高いほど生存率は低下し、動脈硬化のマーカーとして優れています。当社で取り扱っている「循環器病領域」での評価基準として使用しています。

骨粗鬆症

骨密度の低下、骨質の劣化により骨が穴だらけになり、強度が低下し、骨折し易くなる病気。
当社で取り扱っている領域の10%が「骨粗鬆症領域」です。

イメージングCROサービス

半定量的評価法(Semiquantitative Method:SQ 法)

骨粗鬆症のレントゲン画像による椎体骨折の評価基準。グレード 0 から 3 までに分類し,グレード 1 以上にあてはまる場合を椎体骨折と判定します。当社で取り扱っている「骨粗鬆症領域」での評価基準として使用しています。

肝硬変

肝臓に炎症が長期間生じた結果、肝臓の組織が線維化して硬くなる病気で、肝機能の低下や肝臓がん、合併症等を発症します。当社で取り扱っている領域の4%が「肝硬変領域」です。

イメージングCROサービス

コピーアンドペースト法(MRエラストグラフィ)

MREの波画像で均一な領域を確認しながら、 強度画像上にフリーハンドでROI(関心領域)を置き 、 硬度マップにそのROIをペーストして肝硬度測定を行う方法。当社で取り扱っている「肝硬変領域」での評価方法として使用しています。

FPI(First Patient-in)

試験においての最初の症例登録。当社は独立した中央判定機関として、撮像手順書の作成から画像回収、中央読影までの全てをフルサポートしています。

LPO(Last Patient-out)

試験においての最終症例の治療終了。当社は独立した中央判定機関として、撮像手順書の作成から画像回収、中央読影までの全てをフルサポートしています。

CRO(Contract Research Organization)

医薬品開発業務受託機関として、製薬会社の医薬品開発に関わる様々な業務を代行・サポートする組織です。当社はCROと連携し、画像評価業務の全てをフルサポートしています。

CRA(Clinical Research Associate)

臨床開発モニターとして、主に製薬会社やCROに勤務して、治験の進行状況をチェックする仕事。当社はCRAと連携し、画像回収から中央読影までの全てをフルサポートしています。

SMO(Site Management Organization)

治験施設支援機関として、医療機関の治験業務をサポートする組織です。主にCRC(治験コーディネーター)と言われる職種で、女性が多くの割合を占めています。当社はSMOと連携し、画像評価業務の全てをフルサポートしています。

CRC(Clinical Research Coordinator)

製薬会社と被験者の間に立って、治験が円滑に進むようコーディネートする者。治験は長期間に及ぶため、1件の治験を最初から最後まで受け持つのが一般的。当社はCRCと連携し、画像回収から中央読影までの全てをフルサポートしています。

DM(Data Management)

医薬品の臨床試験において、試験実施医療機関からデータを収集・整理して、統計解析ができるようデータの品質管理等の業務を行う者。当社はDMと連携し、画像回収から中央読影までの全てをフルサポートしています。

MR(Medical Representatives)

医薬情報担当者のこと。製薬会社等に所属し医師や薬剤師等に自社の医薬品の情報を伝え販売すると共に、効果や副作用についての情報を収集し、開発担当にフィードバックします。当社はMRと連携し、医療関係者をサポートしています。

CRF(Case Repot Form)

症例報告書として、被験者ごとに検査データや、副作用などの情報をとりまとめた報告書。
当社は試験ごとの実施計画書に基づき、「症例報告書」の内容を取り扱っています。

EDC(Electronic Data Capture)

ネットワークを利用し電子的に臨床データを収集するシステム。収集データをリアルタイムで確認できるため、研究のスピードアップと効率化が図られます。当社は試験ごとの実施計画書に基づき「EDC」の内容を取り扱っています。

GCP(Good Clinical Practice)

医薬品の臨床試験実施の際に、企業や医療機関が守るべき基準をまとめた省令。被験者個人の尊厳の確保という倫理的な配慮と共に、研究者が円滑に臨床研究を行えることを目的として定められています。当社は試験ごとの実施計画書と「GCP」に基づき、画像評価業務を行っています。

FDA(Food and Drug Administration)

「米国食品医薬品局」のこと。アメリカにおける食品や医薬品、医療機器などを販売する際に製品の安全性の検査や違反品の取り締まりを行なっている機関。当社の画像評価業務では、「FDA」で承認された画像評価システムも使用しています。

PMDA(Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)

「独立行政法人 医薬品医療機器総合機構」の英語名。日本における医薬品の副作用や医療機器などによる健康被害救済、有効性や安全性に対する承認審査、安全対策などを行う唯一の公的機関。当社は「PMDA」への申請を想定したフェーズⅢ治験の画像評価業務をサポートしています。

IXフィルム(工業用レントゲンフィルム)

「Industrial X-ray Film」の頭文字を取ってIXフィルムと言います。金属部品や配管などに対してX線照射を行い、得られた結果を現像したフィルム。当社は「医療用レントゲンフィルム」のほか「工業用レントゲンフィルム」の電子化サービスを提供しています。

工業用レントゲン(IX)

デジタルアーカイブ

様々な文化資産、災害や身近な生活記録、企業保有のデジタル資産などをデータベース化し、簡単にインターネット公開する自社開発のデジタルアーカイブシステム「RoDA」を提供しています。また、媒体を電子データ化するデジタルアーカイブのコンテンツ作成業務も行っています。

IIIF(トリプルアイエフ)

「International Image Interoperability Framework」の頭文字でトリプルアイエフと読みます。インターネット上に掲載されている画像へのアクセスを標準化し相互運用性を確保するための国際的な枠組み。ウェブ配信するための標準化された方法や、画像の構造化配列に関する「プレゼンテーションベースのメタデータ」を提供するためのインタフェースが複数定義されています。

JPEG 2000

JPEG規格委員会が策定した新しいJPEG形式。国際規格(ISO)に設定されています(ISO/IEC 15444)。従来のJPEGでは画像圧縮率を高める(ファイルサイズを小さくする)と、ブロックノイズ(格子状ノイズ)やモスキートノイズ(波をうつようなノイズ)が多く出ますが、JPEG2000ではそのようなノイズが発生しません。また、可逆圧縮(圧縮前のデータに完全復元できる圧縮方式)に対応しています。JPEG2000形式は、従来のJPEG形式よりも圧縮率が高いため、Acrobat6.0形式(PDF1.5形式)以降の画像圧縮にも採用されています。
当社はJPEG 2000を採用したデジタルアーカイブシステムの開発と提供を行っています。

デジタルアーカイブ

ユニコード(Unicode)

世界中の主な言語の文字を、統一された文字コード体系で表現しようとする規格。ISO(国際標準化機構)で国際規格の一部として採用されています。すべての文字を2バイトの文字コードとして表現します(UCS-2)。後に部分的に3バイト以上を使用する体系に変化し、現在Unicode全体は4バイトで定義(UCS-4)されています。

プロトコル(protocol)

コンピュータによるデータ通信を行なうための必要な規則。LANなどのネットワークを介した通信では、ISOが定めたOSI基本参照モデルに表される階層構造を、それぞれの階層で通信するための規約を提供しています。LANの代表的プロトコルは「IPX/SPX」など、インターネットでは「TCP/IP」などがあります。

OAI-PMH

「Open Archives Initiative Protocol for Metadata Harvesting」の頭文字で、「Open Archives Initiative メタデータ・ハーベスティング・プロトコル」や「OAIプロトコル」とも言われます。データの自動収集によってメタデータを交換するためのプロトコルの名称。OAI(Open Archives Initiative)によって開発が進められています。

メタデータ

あるデータそのものではなく、そのデータを表す属性や関連する情報を記述したデータのこと。データを効率的に管理したり検索したりするためには、メタデータの適切な付与と維持が重要となります。

Dublin Core(ダブリン・コア)

メタデータの記述に使う語彙の通称で「DC」(ディーシー)と略して呼ぶこともあります。その語彙が共通の認識となるよう慎重に設計された「基本語彙セット」や、それらをサポートする「メタデータ語彙」が公開されています。

著作権(Copyright)

著作物を保護する権利。1985年に改正された著作権法で、コンピュータのプログラムにも著作権が認められました。著作権の保護期間は、原則として著作者死後70年 (死亡の翌年から起算)で、映画の場合は公表後70年です。著作権は著作者(著作物を創作した者)に与えられ、わが国の著作者の権利は、著作者人格権(公表権、氏名表示権、同一性保持権)と著作権(複製権などの財産権。狭義の著作権)からなります。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(Creative Commons license)

ライセンス提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称。インターネット時代のための新しい著作権ルールです。このライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。

電子透かし(Digital Watermarking)

デジタルコンテンツの画像や音声などの品質に影響を与えずに、著作権者の証しや所在を示す情報を埋め込む技術。肉眼では判読できない加工により、不正な2次使用を未然に防ぎ、著作権の流通を可能にします。

デジタル・アーキビスト

多くの分野で必要となる文化資料のデジタル化と併せ、基礎としての著作権やプライバシー、文化芸術などを理解し、総合的な文化情報の創造・保護・管理・流通・利用を担当できる人を指します。

人工知能(AI:Artificial Intelligence)

人間の認識能力や推論、学習能力などの高度な知能をコンピュータで実現するための技術や学問分野。一般に「視覚や聴覚などの外界情報の認識」「知識の表現」「推論や学習」の3つのメカニズムに大別されています。

ストリーミング(Streaming)

動画や音声など、データ量の多いコンテンツでもリアルタイムの再生を可能にする配信技術。データをダウンロードしながら再生することによって、大量のコンテンツを容易に再生できます。

データベース(Database)

大量のデータを目的や用途ごとに蓄積し、共有化や統合管理、高い独立性を目的として、あらかじめ定義した形で集積・管理する構造。簡易なカード型の構造を持つものから、関係性を持つ複数のデータを組み合わせて処理する関係型(リレーショナル)データベースなどがあります。

ポータルサイト(Portal Site)

ポータル(Portal)は表玄関や正門を意味し、ユーザーがWebブラウザを立ち上げて最初にアクセスするインターネットへの入り口・起点となるページをいいます。ポータルサイトには、検察サービスやニュースなどの「情報提供サービス」、チャットや電子掲示板などの「コミュニティサービス」、ブラウザから電子メールを送受信できる「Webメール」など、様々なサービスが提供されています。

マルチメディア(Multimedia)

文字、静止画、動画、音声などの様々な形態の情報をデジタルデータ化することによって、コンピュータ上でそれらデータを相互に関連付けて統合的に扱うことを指します。

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